ジェンダーレスの時代に男性向けの趣味、女性向けの趣味と切り分けるのは現実的ではないのですが、ネイルアートなどは男性が手を出しにくいというのは多くの方が納得して頂けるはずです。
女性で絵を描く趣味を始めてみたいと思った人むけにどんな趣味があるのか一覧で解説してみようと思ったら、すでに男性用(仕事用)である程度は書いたので、男性が手を出しにくい趣味を主に解説してみます。
この記事で説明する項目の一覧です。
1.絵を描く趣味のメリット |
それでは個別に解説していきます。
1.絵を描く趣味のメリット
まず列挙します。
観察力、集中力、持続力、美に対する感性、色彩感覚、右脳の活性化、ストレス発散、アウトプットすることによりスッキリする……などがあります。
脳というのは毎日同じ繰り返しだと老化が進みます。
常に新しい刺激を与えていると見た目も若々しく、美容にも効果があります。
絵を描く趣味は右脳を刺激して、さらに創意工夫をしなくてはならないので発想も柔軟になります。
また新しいことにチャレンジしたり積極的になったりなど、出不精の人、行動的ではない人にはいい刺激になります。
絵を描く趣味は大してお金もかからないので、始めるにあたってデメリットはほとんどないのではないでしょうか。
2.絵を描く趣味の一覧
道具(機材や画材)を軸に列挙します。
1)デジ絵(デジタルの絵)
板タブレット+パソコン、
液晶タブレット・スマホ+ペイントソフト(お絵かきソフト)
2)アナログの絵(筆を使うもの)
水彩絵の具、アクリル絵の具、アクリルガッシュ、油絵の具
3)アナログの絵(筆を使わないもの)
鉛筆、色鉛筆、クレヨン、水彩色鉛筆、パステル、コピック、切り絵、マーブリング、クロスステッチ(手芸)
個々の内容については以下の記事で解説していますので、よかったら読んでみてください。
3.男性が手を出しにくい女性に人気の趣味
①ネイルアート
男の筆者が女性に説明するのは釈迦に説法だと思いますので手短に。
セルフネイルとしてマニキュア、ジェルネイルなどがあり、シールやラメで装飾ができます。
ハードルは上がりますが、ジェルネイルとアクリル絵の具を併用してオリジナルデザインを手書きで描くという方法もあります。
ジェルランプ(硬化用ライト)を照射すれば長持ちもします。
②トールペイント
欧米の伝統的な手法と専用のアクリル絵の具を用いて、花などを始めとする様々な模様の装飾を生活小物などに描くこと。
トールペイント用のアクリル絵の具は「セラムコート」と「アメリカーナ」が有り、前者のほうが初心者むきです。
図案を転写して教本に従って塗り、乾いたらニスを塗って完成です。
初心者むきのキットも販売されています。
慣れればオリジナルデザインも描けるようになります。
③クロスステッチ
絵を描く趣味とは言えないかもしれませんが、まあまあ立派な絵が出来上がるので候補に挙げてみました。
図案に従って、布のマス目にそって糸がX印になるようにチクチク刺して、模様や絵柄を創る手芸の一種です。
風景画などの図案もセットになったキットが販売されており、初心者でも始めやすくなっています。
4.グランマ・モーゼスは76歳で始めた
まだ絵の趣味を始めるか迷っている人、絵心ないしとか絵の教育受けてないし……とか言っている人にお伝えしたい人物がいます。
グランマ・モーゼスの愛称で知られるアンナ・メアリー・ロバートソン・モーゼスさん。
この方はアメリカ人で知らない人はいないと言われるくらい有名な画家です。
初めて絵筆を握ったのは76歳のときで、その後も独学で描き進め、89歳のときにトルーマン大統領によってホワイトハウスに招待されました。
農民の暮らしや田園風景を中心に描き、その温かな画風は見る人を幸せにしてくれます。
技術的には美大出身の専門知識を備えた画家にはかなわないかもしれませんが、それを超えたもっと大事なものがモーゼスさんの絵の中にはあります。
アナタの中にも眠っているものがあるはずです。
ぜひ出してあげてください。
(以上です)