趣味、その他

絵を描く趣味のメリット

2022年2月23日

絵、趣味、メリット

女性にモテたいという動機でギターやバンドを始める男は結構いましたけど、今はどうなんでしょう。
今も昔も女性にモテたいという理由で絵を始める人はいないだろ~な~。 ^^;

でも絵を描く人はそこに重点を置いていないはずです。
メリットがなければ絵を描く趣味は始めないという人もいるかもしれないので、いちおう書き出してみます。

 

この記事で説明する項目の一覧です。

1.一般的な絵を描くメリット
2.特殊な絵を描くメリット
3.絵を描く意味はメリットを超えたところにある

 

それでは個別に解説していきます。

1.一般的な絵を描くメリット

ちまたで言われているような一般的な絵を描くメリットを挙げてみます。

・絵を描くと落ち着く

・ストレス発散になる

・集中力、観察力がつく

・図解の能力が向上し、プレゼンや企画書に有利

・図で考えるようになると説明が上手になる、問題の整理が早くなり解決策を見つけやすい

・創造性が磨かれ、アイデアや発想がユニークになる

・右脳が鍛えられ、いつまでも若々しくいられる

・ボケ防止になる

・家に作品を飾れる。彩りが増える

・ちょっとしたプレゼントにもなる

・スケッチ旅行という旅の目的ができる

・美を愛でるセンスがつく、感性が豊かになる

・ちょっとしたメモや年賀状に手書きのイラストや絵が描けると目立つ、喜ばれる

・絵を描いているときは年収とか、節約とか、コスパとか、経済性とか、そんな世知辛い常識とは別の世界に行ける

 

絵が描けて損することは無いですよね。
歌が上手くて損することがないのと同じです。
人間は機嫌のいいときは自然に鼻歌が出てきます。
同じように自然と絵を描きたくなる時期はやってくるのではないでしょうか。

実用性という意味では、仕事において図で考えるようになると思考が立体的になり、まとめるのも説明するのも、解決するのも上手になります。
そういう意味では「役に立つ」ということです。

でも役に立つ、立たないという観点以外でも考えて欲しいなぁ~、というのが筆者の希望です。

 

2.絵を描く特殊なメリット

現代人、インプットしすぎ

①現代人はインプットのしすぎ
学生のときは校則に縛られ、社会人になってからは世間体や常識に縛られてます。
仕事では覚えることが多すぎて、生涯学習なんて言葉まであるし、ニュースもIT関連もどんどん情報が流れてくるしで、膨大な量をインプットさせられています。

ではアウトプットはいつしたかと思い出してみてください。
仕事で企画書などを書く場合を除けば、本当に少ないはずです。
アウトプットとは、脳内にあるものを出すことです。

俳句や川柳は手軽な創作ですし、手書きの手紙も創作といえます。
嫌なことがあったとき、嫌な心理を全部書き出すというのは創作ではないですが、アウトプットになります。

アウトプットは吐き出すことにも繋がります。
脳に溜まったものを出すことで、スッキリしたり、自分の抱えていたモヤモヤをハッキリさせる効果もあります。

アウトプットすることで、脳内の空いたスペースにアイデアが湧いてきます。
出さないと入ってこないのは呼吸と一緒です。
行き詰まりを感じている人は、絵じゃなくてもいいのでまずアウトプットすることをやってみてください。

ブレインダンプといって、頭の中にあるアイデアの素でも悩みでも、とにかく全部出す、吐き出すという手法があります。
ただひたすら頭が空っぽになるまで脳に浮かんだ言葉を書き出すだけです。
こちらもスッキリして、オススメですよ。

 

②人物画は喜んでもらえる(似ていれば)

似顔絵、人物画

動画投稿サイトで見たんですけど、外国の地下鉄で勝手に対面の女性をスケッチして、それをプレゼントしたら、その女性が感激のあまり泣き出したというのがありました。

もの凄く上手だった、そっくりだったというのはありますが、なぜ感涙するのか、あなたは言葉で説明できますか?
筆者も考えていますが、うまく説明できないんですよ。
すごく共感するけど、理由は説明できない。

なぜだろうなぁ。
自分を認められたと思えたから?
応援されているように思えたから?
肯定されているように思えたから?
愛を感じたから?

小説もドラマも言葉にならない感情を表現することで感動を呼びます。
絵も同じで言葉にならない何かを表現できるから、絵を描くんじゃないでしょうか。

デッサンして似ていれば、身近な人がモデルになってくれた場合、喜んでくれます。
写真ではそうはなりません。
ふう~んで終わります。

でも絵は違います。
感涙まではいかなくても似ていれば、かなり喜んでくれます。
なぜでしょうね。
アナタも考えてみてください。

 

3.絵を描く意味はメリットを超えたところにある

メリットはなくても人は絵を描きたくなる時がきます。
絵心がないからとか、下手だからというのは人目が気になったり、人と比較したりするからです。
絶対に人には見せないと誓って、一度絵を描いてみてください。

スッキリするのか、自分で自分にダメ出しをするのか人それぞれでしょうけど、ダメ出ししそうな人は抽象画を描いてみてください。
自分の感情、心理、心象風景を画用紙やキャンバスにぶつけてみてください。

形は分からないようにしたほうがいいでしょう。
即興で、思いつくまま、ドカドカと絵の具を乗せてみてください。
淡く描きたいなら水彩絵の具、淡いのも濃いのも描きたいならアクリル絵の具がオススメです。

「へ~、こんなの心の内にあったんだ」と驚くかもしれません。
自分で自分の内側にあるものを認めてあげると、楽になりますし、癒やされます。
言葉じゃうまく説明できないですけど……。

 

まとめ

この記事で説明した項目を再度載せます。

1.一般的な絵を描くメリット
2.特殊な絵を描くメリット
3.絵を描く意味はメリットを超えたところにある

一般的なメリットは観察力が付くとかストレス解消、右脳の活性化になる、役に立つなどがありました。

特殊なメリットとしては、脳にあるものをアウトプットすることで、空いたスペースにアイデアや新しいものが流れ込んでくるというものがあります。
また他には、人を描いてあげて似ていたら、その人が喜んでくれるというのがあります。
この喜びは物をプレゼントするのとは全く違う別のものを贈ることになります。
自己肯定感を高めてあげるみたいな効用があるのかもしれません。

メリットを超えたところにある絵を描く意味……なんてカッコつけて書きましたけど、人間ってメリットが有ろうが無かろうが、描きたいときはくるんですよね。
鼻歌を歌うのと同じです。
オンチだから鼻歌をしないってことはありません。

絵は誰でも上手くなります。
人と比較するから恥ずかしいし、嫌になるんです。
ちゃんと手順を踏んで、練習していれば誰でも上手になります。
誰にも見せないと誓って、お絵かき帳、らくがき帳を作ってみてはいかがでしょうか。

 

               (以上です)

 

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