絵を描く趣味を活かして誰かに絵をプレゼントしようと考えている人に役立つかもしれないアドバイス的なものと注意点などを解説してみます。
この記事で説明する項目の一覧です。
1.絵を描いてプレゼントするキッカケ |
それでは個別に解説していきます。
1.絵を描いてプレゼントするキッカケ
いろんなキッカケがあると思いますので、思いつくまま列挙します。
誕生日、還暦、結婚、出産、銀婚式、金婚式、新築祝い、受賞祝い、受け取る人の趣味、若き日の記録
いろんなタイミングで贈れそうですよね。
①誕生日~金婚式
お祝いする気持ちを込めましょう。
ご本人が微笑んでいるとか、ペットと一緒とか、いろんなパターンが考えられます。
ご結婚○○周年記念ならご夫婦が寄り添った笑顔がいいですよね。
写真だとこわばった笑顔にしかならなくても、絵なら脚色できます。
さらに写真と違って、メッセージを描き込んでもいいですね。
②新築祝い
テーマとしては家が明るくなるような、ほっこりするような、ご家族の健康と発展を祈るようなものが考えられます。
もし家の完成写真があれば、写真を元にご家族が集まっているのを絵にしたら喜ばれるかもしれません。
変わり種としては大草原やジャングル、大きな森の滝や泉の近くに新築の家を模したものを描いて、ご家族が笑顔で立っている様子なども面白いかもしれません。
③受賞祝い、受け取る人の趣味
受賞でなくても何かをゲットしたとか、本人にとって嬉しいこと、達成したこと、大好きな車や楽器なども写真ではそのまんまですが、絵にすると喜ばれる場合があります。
④若き日の記録
とくに女性に喜ばれるかもしれません。
しれませんとしか言えないのは人によってはコンプレックスがあったりするので、その辺りは確認してください。
親しい女性にモデルを頼んで嫌な顔をされなければ、だいたい大丈夫でしょう。
むしろ喜んで協力してくれる人が多い気がします。
似ていたら、さらに喜ばれます。
2.絵を描く趣味を活かしてプレゼントしたい
絵心のある人、中上級者の人は自分の絵を描く趣味を活かしてプレゼントしたいと考えることがあるかもしれません。
どういう絵のプレゼントが考えられるか、列挙してみます。
- 似顔絵
- 肖像画(人、ペット)
- イラスト(先方の好きなキャラクターなど)
- 風景画(先方の好きな場所、憧れの地など)
①似顔絵
これに関しては、誕生日や結婚や出産、還暦などのタイミングが考えられます。
受け取る人によっては、一人だけだとビミョーと思ってしまう人もいますので、ご夫婦のペアにしたり、描く人(アナタ)との2ショットにしたり、メッセージを添えるなどの工夫が必要かもしれません。
また顔にコンプレックスを抱えている人や、自分が嫌いな人もいますので、注意が必要です。
そういうときは描くアナタが感謝の意味を込めていることや、心から祝福しているのが伝わると喜ばれるかもしれません。
②肖像画(人、ペット)
ご存命/他界されているかで、大きく意味が違ってきます。
最高に似ていたら感涙するくらい喜ばれるかもしれませんが、それを想定して描き進めるのは立ち止まって考える必要があるかもです。
生きている人をモデルにして描くのであれば、本人も了解しているので後は似せるだけですが、その人の性格、生き様を反映できると、さらにいいですよね。
そんなの難しいと思ったかもしれませんが、描くアナタがその人のことをどう思っているのかは滲み出てきます。
尊敬できる優しい人とか、イケメンだな~とか、美人だな~とか思いながら描くと3割増しでそうなります。
この親愛の情は上手い下手を飛び越えて伝わるものなので、描写力に自信がなくても大丈夫です。
既に他界された人やペットを描くのは、ひたすら愛ですね。
プレゼントを受け取る人がいかに愛していたか、いかに大事に思っていたかをきちんとした理解し、表現できるか否かにかかっています。
まずは技術より心です。
表現できる自信がないならプロに発注したほうが無難かもしれません。
まだ先方の心の傷が癒えていない場合もあるので、サプライズで感激させてやろうと安易に考えずに、よくよく慎重に計画してください。
3.共通する注意点
①サプライズか/欲しい物を聞くか
サプライズはギャンブルです。
めちゃくちゃ喜んでもらえる可能性はありますが、亡くなった人やペットの肖像画はガッカリでは済まないかもしれません。
経緯や関係性に詳しくて、ここら辺の心の機微が分かる人はチャレンジしてみるのもいいかもですね。
②例えば、新築祝いに絵を贈る場合
サプライズではなく、事前にリクエストを聞くのが無難かもしれません。
自分で描いた絵ではなく、プロが描いた絵であったとしても、好みは人それぞれですので、むしろドンピシャというのは稀なのではないでしょうか。
静物画とか風景画とか当たり障りのない分野でも人によって受け取り方は千差万別です。
抽象画は明るい色を使っていても不安や不穏の印象を与える場合があります。
裸婦画(ヌード画)は旦那さんはいいけど、奥さんは嫌がるかもしれません。
ご夫婦共通の趣味や好きなものがあれば、それを描いた絵は喜ばれるかもしれませんね。
まとめ
自分の画力や描写力に自信がなくても、描いた労力や手間を分かってくれる人は分かってくれます。
さらに親愛の情は滲み出てくるものなので、絵の中にたっぷりと愛情を注ぎましょう。
でもやっぱり自信がないという場合は一般的なプレゼントを買って、さらに絵を添えるなどすればいいのではないでしょうか。
自分の芸術性より、相手が喜んでくれそうな明るさ、優しさを優先して描けば、想いはきっと伝わるはずです。
(以上です)