趣味、その他

趣味がない人にオススメ② 生産的、作品が残る趣味

2022年2月11日

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暇つぶしの趣味もあれば、ストレス発散になる趣味もありますが、どうせ趣味をするなら心が豊かになるほうがいいですよね。
心が豊かになることの定義は人それぞれでしょうけど、いくつか指針は考えられるので、紹介してみます。

 

この記事で説明する項目の一覧です。

1.心が豊かになる趣味の選び方、指針
①人と比較しない、させない
②一人で始められる
③お金がかからない
④没頭できる、ストレス発散になる
⑤彩りや美に関するセンスが磨かれる
⑥生産的、クリエイティブ

2.生産的、クリエイティブな趣味の例

 

 

それでは個別に解説していきます。

1.心が豊かになる趣味の選び方、指針

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①人と比較しない、させない
人と比べるのが不幸の始まりと知っていても、つい人の持っているものや地位、環境などを羨んでしまうことがあるものです。
自分から比較しなくても、これまで学校や仕事の成績で嫌でも比較されてきたはずです。
序列もつけられたでしょう。

なので、せめて趣味だけは何人たりとも比較させないくらいの心意気で、自分だけの世界を創りましょう。
趣味の世界に関しては、誰にも何も言わせないようにして、自分も他人と比較しないようにしましょう。
それが趣味の世界での幸せの始まりです。

例えば、絵画鑑賞、美術館巡りはどうでしょう?
人と比較するものじゃないですし、上手い下手は関係ないですよ。
その趣味を人に打ち明けたら、知識量でマウントを取ってくる輩がいるかもしれません。
だから秘密にしとけばいいんです。

 

②一人で始められる
誘われて始めた趣味もいいですけど、人によって好みはありますし、ハマり具合もペースも異なるものです。
相手に合わせるのも、そのうち苦痛になるかもしれません。
一人でこっそり始められる趣味を見つけましょう。
始めるのも自分のタイミングだし、合わなければ止めるのも自分の勝手です。

趣味の世界で人に気を遣うのはストレスの素ですし、本末転倒です。
同調圧力があって始めないといけない雰囲気があれば、それはもう仕事です。
義理で付き合うか、逃げるしかないですね。
それとは違う自分だけの趣味を持ちましょう。

 

③お金がかからない
相性が分からないうちから高額な道具を揃えるのはちょっと……という方もいれば、そこそこなら用意できるという方もいるでしょう。
予算は人それぞれでしょうが、検討する場合は初期費用と維持費で考えましょう。

道具がいるので初期費用はかかるけど、維持費はかからないという趣味もあれば、初期費用も維持費もかかるという趣味もあります。
中には俳句やウォーキングみたいに初期費用も維持費もかからない趣味もあります。

一方、お金がかからなければ、気軽に始めて気軽に捨ててしまうデメリットもあります。
初級のうちは基礎練習みたいで面白くないかもしれませんが、あるときから視界がパ~っと広がる体験ができるのは貴重なものです。
維持費が安ければ続けやすいので、やはり魅力の一つになりますよね。

 

④没頭できる、ストレス発散になる
仕事や育児で忙しい人ほど渇望している要素ではないでしょうか。
ストレス発散になる趣味を探しているなら、「集中」「アウトプット」を基準に探してみてください。

集中というのはその趣味をしている間は外界の喧騒を忘れてしまうくらい没頭できることです。

アウトプットは自分の中にあるものを出すことができる趣味のことです。
現代人は情報の洪水でインプット過多になっています。
自分の中にあるものを出し切ると、結構スッキリするものです。

 

⑤彩りや美に関するセンスが磨かれる
都会のど真ん中に住んでいても、季節の移り変わりや自然の表情の変化は公園や庭木などで見つけようと思えば見つけられます。
要は意識を向けているかどうかです。
ですが仕事や子育てに追われていると、自発的にはなかなかできないし、彩りや美に気づいたとしても形にしない限り忘れていくものです。

そういうときは強制的に意識を向けさせる趣味を選ぶというのはどうでしょうか。
俳句も絵も自然を観察する目が養われる趣味です。
後述する生産的、クリエイティブな趣味はどれも美的センスが磨かれます。
美しくないものは自分が納得しないからです。
失敗作でも何とか見栄えをよくしようと奮闘するようになります。

人から強制されないからこそ、テキトーには仕上げないはずです。
仕事ではないからこそ、見栄えや美しさに延々とこだわりたくなるものなんです。
自発的にこだわるようになるので、嫌でも彩りや美に関するセンスは磨かれますよ。

 

⑥生産的、クリエイティブ
その趣味は「生産的か消費的か」で見てみてください。
能動的か受動的か、でもいいでしょう。

例えば、動画投稿サイトを見るのは時間の消費です。
中には感動的だったり、役に立ったりする動画があるかもしれませんが、大抵はレクレーションなのでメモを取ることもせず、記憶にも残らないでしょう。
そういう意味では漫画を読むことや、映画鑑賞も消費的です。
受け身ですね。
読書はかなり能動的な作業ですので受け身ではできません。

逆に動画投稿サイトに自分で投稿するというのは、もの凄く生産的だし、クリエイティブです。
短い時間の撮影でも人を惹きつけるための企画を考えている訳ですから、受け身や消費的ではできない趣味です。

漫画を描くのはハードルが高くても、4コマ漫画なら描く気になれば描けます。
読書も短編小説くらいなら創る立場になれるかもしれません。

クリエイティブであろうとしたら、似たことの繰り返しで脳神経がサボっていた領域に喝を入れることになります。
新しいことを創り出そうとすると右脳がフル回転を始めます。
芸術家が歳をとってもボケずに生き生きとしているのはクリエイティブだからです。

毎日同じことを繰り返して、とくに右脳を使うこともしないと視野が狭くなって、頑固になり、怒りっぽくなったりします。
老害って嫌ですね~、怖いですね~。 ^^;

 

2.生産的、クリエイティブな趣味の例

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趣味はどれも生産的、クリエイティブと言えなくもないので、「作品ができるもの」に限定して列記してみます。

 

料理……初めて作る料理、とくに創作料理、燻製、ダッチオーブンを使った料理

ハンドメイド……手芸(織物、刺繍、羊毛フェルトなど)、工作、革細工(レザークラフト)、プラモデル、折り紙、彫金

DIY、木工、プラモデル、パズル

プランター、盆栽、ガーデニング

創作ジャンル
①文字系……俳句、川柳、詩、童話、小説

②描画系……イラスト、4コマ漫画、似顔絵、塗り絵、切り絵、マーブリング、スクラッチアート、デッサン、着色描画(色鉛筆、水彩絵の具、アクリル絵の具、油絵の具など)

③立体系……陶芸、彫刻、仏像彫刻、粘度細工

④音楽系……作詞作曲、PCを使った打ち込み、楽器を演奏して動画投稿

 

ここでもう一度、心が豊かになる趣味の選び方、指針を列記します。

①人と比較しない、させない
②一人で始められる
③お金がかからない
④没頭できる、ストレス発散になる
⑤彩りや美に関するセンスが磨かれる

上記の「作品ができる」趣味の中で①~⑤に合致して自分に合いそうな趣味は、ありましたでしょうか?
ピンと来るものがあれば、是非ご自分で深堀りしてみてください。

 

 

補足1
自分で創ったものを部屋に飾ると、達成感がありますし、彩りが増えます。
自己肯定感もアップして楽しいですよ。

 

補足2
スケッチや絵を描くことに興味を持たれて、アクリル絵の具って何?と思ったら、コチラの記事も読んでみてください。
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               (以上です)

 

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